「大手企業」
その定義は、人によってバラバラです。それでも一度は「就活で大手に受かるには!?」と多くの人が考える事だと思います。
多くの会社がある中でも特に倍率が高い大手企業。そこで、就活で大手に受かる人の特徴やその理由など、今後必ず生かせる就活術を現人事担当の私、カメ吉がお伝えしていきます!
・大手企業、そうでなくとも倍率の高い企業から内定を勝ち取るための方法
・就活が営業であるという本質を捉えることが出来る
・大手企業に行かなくとも、就活の行動が社会人に活きる事を理解できる
「How思考からWhy思考へ」でもあったように、なぜその特徴が必要なのかも併せて解説しますので是非、頭を使いながら見てみてください!
就活で大手に受かる人の特徴
ここでは就活で大手に受かる人の特徴(行動的特徴や思考的特徴)について解説します!
この6つをまずはご覧ください。
- 自分自身の事を把握できている(自己分析)
- 企業の事も把握できている(企業研究)
- 行動力がある(OB訪問や説明会などでの行動)
- 1~3を「何故するのか」理解して論理的に考えている
- 自信をもっている
- コミュニケーション出来ている
あなたはいくつ当てはまりましたか?この項目を理解するのにも少し時間を費やして、しっかりと腑に落としましょう。
それでは、具体的な解説を順番にしていきます!
就活で大手に受かる人①自分自身の事を把握できている(自己分析)
就活で大手に受かる人は、自分の事をしっかり把握している人が多いです。
- 自分の長所短所は何なのか
- それはどんな経験に基づいて理解したのか
- 企業のニーズと自分はマッチしているのか
- 自分のスキルなどは活かせるのか
など、単純なネームバリューなどで会社を選ぶでのではなく、「自分の事を理解したうえで」企業選びをしている人が多いです。
聞いた事はあるかと思いますが就活は自分を売り込む営業です。
営業する時に商材(ここでいう自分)の事を理解していない人はどうでしょうか!?
例えば…
アパレルで販売するのに、服の良さを理解していない…店員さんに服について聞いたのに「わかりません」や曖昧な返事来る
このような店員さんと話すと、信頼がなくなり、買う気がやや失せるはずです。
それと同じで面接官は学生が自分の事をどれだけ理解してるか/それを伝えられるかを見ています。
この「自己分析」は売り込む自分を理解するというのはまさに「就活のスタート」とも言えます。
就活で大手に受かる人②企業の事も把握できている(企業研究)
大手に受かる人の特徴二つ目は「企業分析」
他の会社ではなくうちを受ける理由は!?」と聞く企業は多いと思います。
よく就活生は「資格とらないと」と憑りつかれたように資格を取る人が多いですが、正直企業の人事担当者は「TOEICやPCスキル、資格」をあまり求めていません。
最も求められているのはコミュニケーションや主体性などの人間性の部分です。
その観点で考えた時、学生が本当に入社したいと思っているのであれば「主体的に企業研究をするだろ」と思っている人事担当は多いはずです。
故に面接でその会社に行きたい理由が語れる事はいわば当然。大手企業という難関を突破するためには主体的に企業研究をして、①の自己分析と紐付けて自分がその企業にどのように貢献できるのか/どんなスキルを活かしていくのか。
企業研究をしたからこそ話すことができる自己PRをしていく必要があるのです!
就活で大手に受かる人③行動力がある(OB訪問や説明会などでの行動)
就活で大手に受かる人の特徴、次は行動力!
OB訪問や説明会の時に自分から質問する/踏み出す事は目立ってしまったり、めんどくさいですよね。
しかしながら、この「前に踏み出す力」というのは経済産業省が提唱している“社会人基礎力”にも含まれていて、企業の人は一番求めています。
仕事で分からない事があったとき、この前に踏み出す力がないと、ミスがあったとき事態を悪化させてしまったり、事前の相談ができないなど、活躍できない傾向にあります。
社会人になってから身に着ければ…と思うかもしれませんが学生からこれができていると企業の人事担当が目を光らせるのも当然です。
私自身、人事担当としてとても見ています。笑
簡単そうで難しい。これを踏み出せていると就活で大手に受かる可能性は高まるはずです!
就活で大手に受かる人④|①~③を【何故するのか理解】して論理的に考えている
ここまで就活で大手に受かる人の3つの特徴を解説してきました。
4つ目は、ここまでの3つがなぜ必要なのかを「Why思考」でしっかり理解している事。
行動を変えるには意識を変える必要があります。意識を変えるには知識を得る、理解するというのが必須になります。
【大手に受かる人の特徴①~③】を今一度確認してみて、腑に落とし込めているか考えてみましょう!
就活で大手に受かる人⑤自信をもっている
次に解説するのは
就活で大手に受かる人のマインド、思考的な特徴。
先に結論から申し上げると
「自信を持っている」
そんな事かよと思ったあなた、少し読み進めましょう。
なぜ大手に受かるのに「自信」が必要なのか。理由は二つあります。
- 自信を持つためにしっかり準備ができている
- 自信があると第一印象が変わる
一つ目「準備ができている」
自信を持てる理由としては成功体験があるもしくは「もうこれ以上やる事ない」まで準備ができているからです。
なかなかそこまでするのは難易度が高いかもしれませんが、主観から客観まであらゆる角度で自分を見つめてその会社にマッチしているのか。と確認し続ければ、間違いなく内定は近づきます。
二つ目「第一印象」
これは「【非言語行動が人生を変える】」でもお伝えした通り、自信を持っている人は話し方、表情、姿勢などあらゆるところに出ます。
それは日ごろからの積み重ねで現れるものなのですぐには難しいですが自分に自信がないと強く思っていれば思うほど、その自信のなさは面接官にも伝わって、結果にも影響するかもしれません。
その為にもポジティブになるために必要な事を調べてみたり、当サイトの「事実と解釈について」「思考は現実化」を読んで、ネガティブさから解放できると良いと思います!
就活で大手に受かる人⑥コミュニケーションがしっかり出来ている
どんなに証明写真が良く、ESなどが良かったとしても、コミュニケーションですべては決まります。
- 挨拶
- 身だしなみ
- 表情
など見た目部分でも、「一緒に仕事をしたい」と思ってもらう事も必要です。
また、コミュニケーションにおいても
- 結論から述べているか
- だらだら話をしていないか
- 挙動不審
- 質問と答えが一致していない
などもcheckが必要です。
就職活動は自己PRの場でもあるのでついつい話したくなるもの。
相手が求めている返事(質問に対してのアンサー)が長すぎたり、答えがなかなか見えない解答をしてしまうと、面接官も話を聞く気が失せてしまいます。
話の内容(ガクチカで凄みを出す)などは正直、あまり必要ありません。
学生時代やってきた事に大小はあるかもしれませんが最も重要なのがコミュニケーションをした【その人の雰囲気】が結果を左右します。
是非、実践してみてください。
就活で大手に受かる人の共通点一例
先ほどの特徴を踏まえて、どのような学生が大手に受かっているのか…解説していきます!
まずは一覧をご覧ください。
- ESで興味付けができる
- 面接時の第一印象とコミュニケーション能力
- 自分本位ではない考え方
- 素直な人
- 会社の雰囲気とマッチしているかどうか
ここで上の1~5を「営業」で例えます。
1.興味付け
⇒営業でいうアプローチ:まずは話を聞いてもらう必要があるので相手にメリットがある、他と違うと思ってもらうと通過率UP(ESでのPRが魅力的か/他との差別化が出来ているか/そもそもわかりやすいか)
2.第一印象
⇒営業でも同じく第一印象:誠意がある/話を聞く姿勢/話すときの姿勢などそもそも、面接官も人間なので気を悪くしてくる学生さんはすぐに不採用とします。あまのじゃくのようにふてぶてしすぎるのも、逆効果である可能性があります。しっかり自分を客観視していきましょう。
3.相手目線でPR
⇒営業でいう課題解決:確かに営業でも就活でもPRはするのですが相手の課題があり、それを解決するために自分(営業でいう商品)の良さを伝えていくもの。自分のPRばかりして相手にどんなメリットがあるか伝えられなければ相手の心は揺さぶれません。
4.5.素直さと会社とのマッチ度
⇒会社ごとに必ずカラーはあります。そもそも良いけれどもうちの会社じゃないなあという会社も必ずあります。どうしても行きたい会社であれば下調べしてカラーを合わせに行く。そもそもカラーが違うから不採用になっても仕方がない。と開き直って臨む事も重要です。
ここでも「なぜ」これらの共通点があるのか、改めて考えてみましょう!
就活で大手に受かる人になる為には…
さあ、ここまでで就活生の皆さんはいくつあてはまったでしょうか!?
また、まだこれからという人は難しそうと感じたでしょうか!?
ご安心ください。
いきなり出来ているという人はいないはず。
初めてアルバイトを始める時と同じで最初は教えてもらいながら、考えながら【少しずつ必ず】考動してみてください。
後回しにしても、いずれはやらなければいけない事。
- 大学受験で期末テストを後回しにしなかったから指定校推薦をとった人がいたと思います。
- 早くから準備をしていてセンター試験(共通試験)でしっかり結果を出していた人がいたと思います。
しっかり準備を早くしていって、充実した就活と仕事ライフを迎えられるようにしていきましょう!
なぜ、すべきなのか
自己分析や企業研究、写真、ESの準備などその内容が良い悪いももちろんですが、そこに費やした時間や質の高さが企業からは評価される。
仕事と同じで、自ら仮説を立てて準備・対策する。
ES締め切り日や面接当日はいわば納期なのです。
そこでいかに高いパフォーマンスを発揮できるのか。それが入社後の仕事パフォーマンスにも必ず影響されます。
就活で大手に受かる人は学歴がすべて!?
結論からいうと学歴も必要な会社は必ずあるが、すべてでは一切ありません。
学歴が高い人が評価されるのは相対的にその準備や仮説建てが論理的であったり、準備が出来ている人が多いからです。(学歴が高くても出来ていない人、学歴が低くても出来ている人はいます。ここでは「相対的に」という観点で考えました)
大手企業であれば、多くの応募が来ます。その何千のES応募を対応しなければいけないので少し大変です…そこで用いたのがこの相対的評価なのです。
もちろんその相対的評価で大手企業は「低学歴だけど仕事ができる人」を見落としているかもしれませんが、そもそも高学歴の中でも仕事ができそうな人などは山ほどいるのでそれほどダメージでもないのです。
大手以外の会社に目を向けよう
就職活動をする際、知らない企業だらけの分、大手企業から就活を始める人も多いと思います。
しかし、中小ベンチャーなど山ほど企業はあります。
半年~1年半の超短期間で人生20~30年分のキャリアのスタートを決めるのは極めて困難です。
中小ベンチャーで実績を積んでから大手にも転職はできると思いますし、そもそも中小ベンチャーでも良い会社は多いです。むしろベンチャーなどはこれから伸びるというところで大変ではあるが成長デキルなど、大手よりもメリットを感じる人も必ずいるはず。
幅広く企業を見ていって、後悔のない就活ができることを期待しています!!
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