「就活うまくいくためにはどうしたら良いですか」
「成功するにはどうすれば良いですか」
(営業担当として)
「あのお客さん、買ってくれるかな…」
このような【答えを求めるhow思考】と【自分本位なモノ思考】のままでは、物事がうまくいきにくくなってしまいます。
私自身もhow思考経験も知識もない20代前半…失敗を重ねてきました。
当記事ではそのような「how思考」「モノ思考」について理解・認識をして、問題を解決できる人財になっていただきたいと思います。
「ドラゴン桜」でも
桜木先生は「知識量(暗記するだけ)ではなく本質を見抜く(なぜそれが答えなのか考える)、考える人を東大は求めている」という通り、仕事や何においても考え抜ける人は活躍できます。
※今回のhow思考は【自発的なhow思考(問題を解決する方法を考える思考)】ではなく、受動的なhow思考(周囲にすぐに答えを求める思考)について取り上げます!
how思考についての認識ができれば行動が変わり、行動が結果を変えます!
是非最後までご覧ください。
目次
how思考・モノ思考とは
それでは、how思考とモノ思考について解説していきます。
how思考とは?思考停止状態のこと
how思考とは
簡単に言うと「どうすればできるのか」の解決策をすぐに求める思考の事です。
例えば
仕事において自分で考える事がなく「どうすれば良いですか?」とすぐに聞く人がいます。これは完全にHow思考です。
うまくいかないときは、なぜうまくいかなかったのか考えなければいけません。
- 貯金したほうが良いらしい
- 大手に就職したほうが良いらしい
- ダイエットには青汁が良いらしい
様々な情報がありますが、その理由を考えた事はあるでしょうか!?
答えを求めるのは近道かもしれませんが、その理由や目的を明確にしていなければ「道に彷徨う」「考えない人」いわゆる思考停止状態になってしまいます。
- 自ら考えられる人
- 指示がないと動けない/考えられない人
あなたが上司なら、どちらの人材に仕事を任せたいですか?
うまくいったとしても
- なぜ成功の要因となったのか
- どの課題が解決できたのか
- 目的や目標がどのように前進したのか
これらがなかなか見えない状態になってしまいがちです。
※次章で解決策を解説します。
モノ思考とは?自分本位の考え方のこと
次にモノ思考とは
サービスやモノありきの自分本位な思考の事です。
例えば
自分が営業担当だとして提案を終えた後…「契約してくれるかな」「買ってくれるかな」と自分本位の心配をしてしまう人はモノ思考の可能性があります。
数字をとらなければならない状況の人は陥りがちです
そもそも仕事(営業でもどの仕事でも)大事なのは「そのモノでお客様の課題解決/喜び・価値を感じてもらう事」です。その結果、売上などの成果として返ってくるものなので、売り上げを追いかけることは目的がずれてしまっている状態なのです。
よく「需要を理解しよう」なども聞きますよね。
ニーズを理解しなければ売れない。など。これは「相手の課題を本当に一緒に考えれていれば売れる」からです。
自分本位なら売れない⇒how思考で解決しようとするけど答えが見つからない
これはよくある失敗例です。
ではどのようにしたらよいのか。具体的に解説していきます。
how思考からWhy思考へ
問題解決などで最も重要なのがこの「Why思考」です。
- なぜ、貯金したほうが良いのか
- なぜ、大手に行った方が良いのか
- なぜ、青汁が効果的なのか
- なぜ、ダイエットがしたいのか
- なぜ、自分は売れないのか
などです。
- 目的が明確化される
- 問題の本質を知る事ができる
- 原因の解決のために案を複数考えられる
それでは例を用いて解説していきます。
①「太ったから痩せたい」 ⇒「夕食、炭水化物抜きダイエットが良い」という情報を取得!
②※Why思考発動 ⇒なぜ、必要か調べたところ「接種と消費のバランスが必要だから」に行きついた!
であれば、夕食だけでなく
- 毎食おなか一杯食べてしまうから、朝昼も意識的に炭水化物を注意しよう
- 消費できていないから1週間に1度、通勤時間を早めて1駅分は必ず歩こう
- 知識がないから、どんな食べ物が太りやすいか調べよう
③1~3いずれかの次の行動計画を立てる
このようにして、②のwhy思考があるだけで、本質に近づきやすい傾向にあるため、そこからくる別の行動が見えてくるのです。
また、上記だけでなく、なぜ痩せたいのか。夏までに「ビキニを着たい」「海で魅力的にみられてモテたい」など目的も明確になっていたら①~③などの案は継続しやすくなります。
このようにWhy思考をする事で現状や本質課題が整理できています。
これは仕事でも効果的。
A案という仕事のやり方を教わってWhy思考があればB,C,D案など様々な案が思いつきます。
それは自分の仕事の幅にもつながりますし上司からの信頼などにも直結します。
是非、仕事でも仕事外でも意識的に実行していきましょう。
how思考が生まれた理由
これは日本社会では多くの人が「少し仕方ない」ともいえるかもしれません。
しかし「他責思考」について解説している分「仕方ない」で終わらせてはいけません。
how思考が生まれた理由としては
そもそも日本の教育は「なぜ」を考えるものよりも、答えを教える「how教育」だからです。
海外ではディスカッション/ディベートの機会は非常に多いものです。しかし日本では答えに行きつくような暗記など【how思考での方法論】が重要視されています。
人は楽をしたい生き物なのでこの「how思考の方法論」に飛びついてしまう習慣が身に付き、考える習慣が減ってしまっているのです。豊かな国だからこそ怒ってしまったhow思考の浸透。
実際に日本は「明確な答えを見つけるのは得意」で「自ら答えを創っていく、考えていくことは苦手」と言われており、後者ができる人財は非常に少ないと言われています。
しかし、【VUCA時代】【個人の時代】と言われているからこそ、自立・自律した人財になることは非常に重要であり、それができると「どこへ行っても活躍できる人材になれる」とも言われています。
では、どのような思考が必要なのか・・
Why思考をスポーツに例えてみた
ここで一つの例を出します。
仕事において「突き進むタイプ」と「論理タイプ」の人がいるかと思います。
どちらが正解というわけではありません。どちらもあると強いですよね。
「突き進むタイプと×論理タイプ」はスポーツでいうと「基礎体力×技術」です。
突き進むような基礎体力(仕事を頑張る力)も必要だし、技術(仕事で考える力)も必要ということです。
仕事において、基礎体力をつける(生産性を意識しないような業務量で自分を追い込むこと)は私は悪くないと思います。(ブラック企業をフォローするつもりもありません)
仕事で成果を出すには私は情熱も必要だと思うので、基礎体力がある人が最後は勝つとも思っていますので・・・。
ただ、もちろんそれだけでは指示待ち人間の仕事ができない人が育ってしまいますので、技術(=細かい仕事の仕方や考える習慣を持ってもらうこと)が若手社員の育成には必須だと考えています。
ですので、言われた仕事(練習メニュー)をひたすら取り組むことは大事ではあるが、限界値がある(理論を分かっていない為、課題克服ができない)
がむしゃらにやることに加えて、仕事(練習メニュー)をする目的や、その効果、他に何ができるのか考えるからこそ技術(他の方法)が見つかり、ステップアップする。
スポーツでも基礎体力を向上させるトレーニングをするだけでなく、技術向上トレーニングもしていたのと同じで
仕事でも基礎体力×技術というバランスを大事にしながら行動していくと、自然とhow思考も染みついてくる可能性があります。
野球選手でも、若い時はパワープレーをしていたのに、晩年になると細かい論理を磨く人やこまかい投球術で勝負をする野球選手がいることはこの重要性も意味していると思います。(松坂さん、上原さんが良い例ですね!)
why思考、how思考というと少し気難しく感じるかもしれませんが、是非自分のこれまでの経験と併せながら考えてみましょう♪
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コメントありがとうございます。
是非生かしていただければと思います。