「事実は一つ、解釈は無数」
このようによく言われますね。
本日は、この事実と解釈の「捉え方について」お伝えします。
一歩間違えれば仕事で信頼を失ったり、自分自身心の自由を失ってしまいます。
そんな誤った「事実と解釈」をしないよう
どのような思考でいればよいのか。解説していきます!
目次
事実と解釈|まずは解説
まずは基礎知識!
事実と解釈の意味をしっかり理解したうえで、理解を深めていきましょう。
事実と解釈|事実とは
事実とは、本当の事。実際に起こった、現実に存在する事柄の事です。
例えば、「2021年になった」や「仕事の提出資料でデータ入力を間違えた」など客観的なものです。
事実は客観的で誰が見ても変わらないものと言えます。
事実と解釈|解釈とは
物事や人の言動などについて、自分なりに考え理解する事です。
例えば「仕事のミスをしたからあいつはダメなやつだ」など主観的なものです。
ダメなやつだ、と相手を罵倒する人もいればミスした理由はなんだろう、とその人をダメだと思わない人もいます。
解釈は主観のため、人によって変わるものといえます。
事実と解釈|仕事で重要な理由
さあ、ここから仕事で事実と解釈を誤認識してしまうとどうなるのか。
事例を交えながら解説します!
事実と解釈|事例紹介
上司のAさんは部下Bさんに「この資料早目に終わらせて」と言いました。
Bさんは元気に「はい!」と返事をしました。
5時間後、AさんはBさんに「資料どう?」と聞きました。
するとBさんは「えっ、明日やる予定です!」
上記の事実と解釈を整理しましょう。
【事実】「早目に終わらせる」とAさんは伝えた、Bさんは5時間後に仕事がおわってなかった。
【解釈】Aさんは当日中には完成してくれるものと思っていた。Bさんは早目=当日とは思っていなかった。
実際によくあるのではないでしょうか!?
「自分は●●だと思った」「まあいいか」よく聞きます。
この事例では悪いのはどちらかというと双方です。
互いに自分たちの解釈で仕事の物差しを引いています。
ここで必要なのは
仕事に取り掛かる前に双方がすり合わせをして確認し合う事ですね。
人間全く同じ人なんていませんので
自分の感覚、解釈で仕事をするとズレは必ずありますし、そのズレを感情的に捉えても意味がありません。
仕事の完成という事実は一つです。
その一つをいかに上司部下が近いイメージで仕事できるかで成果は変わります!
しっかりと事実と解釈を踏まえた仕事をしていきましょう。
事実と解釈|人生で重要な理由
次に事実と解釈を変えるだけで人生を変えるという話です。
事実と解釈|事例紹介
Aさんは何かに取り組むとき「●●だから」と足踏みしてしまいがちでなかなか踏み出せない性格です。
うまくいかないと落ち込み、取り組むのが嫌になります。
このような時、皆さんにもあるかもしれません。
「失敗を恐れる」
「できない理由を探す」
これらのネガティブな思考はすべて「解釈」から来ています。
一つの同じ事実を
チャンスととらえる人もいれば、失敗を恐れてピンチと捉える人もいます。
事実は変えられません。
例えば会社や上司、環境などの外的要因は自分の力だけでは変えられません。
そこに目を向けるのではなく
変えられる「自分」にフォーカスする。
自分の解釈を変えていく努力をしてポジティブな思考になる習慣を継続する事で、自分の人生の見え方は大きく変わります。
エジソンはこのような言葉を残しています。
「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」」
まさに解釈がポジティブです。
失敗を次への糧と捉えて成功の方法を探す事ができたのですね。
もしエジソンが失敗したとき「俺はダメな人間だ」となっていたら諦めて、発明はできていませんよね。
あなたの人生を変えるのは会社でも、周りの人でもありません。あなた自身です!
「【他責とは?】劇的に仕事・人生が変わる思考法の最新版!徹底解説」
事実と解釈|まとめ
いかがだったでしょうか!?
仕事でも仕事外でも誤った【事実と解釈】をしていなかったでしょうか!?
この事実と解釈を正しくできる事であなたの人生の充実度は間違いなく変わります。
事実は一つ、解釈は無数
無数の解釈の中で、ネガティブな解釈をする癖をする人が一人でも減る事を祈っています!
参考:TABI LABO
コメントを残す