まず初めに「仕事ができない」「今の仕事は合っていない」「他に良い会社があるかも」そんな不安を感じたらGoogle先生を使って検索しますよね。
そして、こんな言葉を目にするはず。
これを見てどう思いますか?
「転職したほうが良いのかも・・・」
「今の会社は違うのかも・・・」
となるかもしれません。
しかしこれは、あなたの意見を肯定しているように見えるかもしれませんが、転職を斡旋するサイト運営会社が皆さんに転職をしてほしいと思っているからであってあなたの心情は本質ではありません。
なぜなら、転職関連会社があなたの転職意思を強める(需要を創り出す)事ができれば、転職サイトの登録数が増え、そうなれば登録してくれる企業数は増えます。
するとその転職関連会社の収益が増える可能性が増えますし、人材紹介会社であれば転職、入社までこぎつけば売り上げとなります。
要は、企業が売上を上げるために配信している情報(営業活動)であってそれは真実ではないということ。
しっかり真実、事実と向き合わなければあなたのキャリアはめちゃくちゃになります。
手遅れとならないよう、しっかりと最後までお読みください。
目次
なぜ「仕事ができないから転職」が負の連鎖なのか
「仕事ができない…」
「向いていないから」
結論、これらの理由で転職しようと思っている人は転職を考えずまずは踏ん張って、できない事をできるようにする努力をしましょう。
辞める理由を探す、会社の粗さがしをする癖は、転職をしても変わりません。(他責の記事はこちら)
「何の仕事をするか、ではなく
仕事をどう捉え、どう取り組むか。」
これに尽きます。
今の職場に不満を持って辞めたところで、どこの会社にいってもなくなりません。
周りは変わらないので自分が変わるしかないのです。
私自身、中途採用担当という立場で何千人という人の面接をしてきました。9割の人は前職への不満だけで退職して解決までしていない人達です。多くの人が転職斡旋会社に騙された。本質を理解していない。だから面接に来ています。
そして多くの人が自分が変わらなければいけないということを理解できていません。
それを「他責」といいます。
また、理解しても行動できない(プライドがある)人も多いです。
キャリアアップで~などといいますが、正直不満で辞めても、次のところを見つけても、ほとんどがキャリアダウンです。
なぜ「仕事ができないから転職」と人は言うのか
ここまでお伝えした通り、人は誤った判断を自己正当化したいが為にしてしまいます。
なぜなら、人には自己防衛という元々備わっている機能があるから。
辞めたいと思ったら、自分を正当化してくれるような都合の良い転職サイトを見て「転職しても良いんだ」と勘違いして気持ちよくなります。
そして次の職場に行きますが次の職場でもまた別の不満は間違いなく生まれます。
仕事ができない事を乗り越える苦しさを考えた時、その苦しさから逃げたい(自己防衛反応が働く)がために人は「転職」という根本解決ではない事を考えてしまうのです。
ではどうすれば良いのかというと、今の会社で不満や課題を自分事化して解決していく事。
そうすれば会社では評価されるはずですし(ちゃんと成果が出ているのであれば)そうなれば給与や自分の時間も増えやすい。また、仕事が面白くなるはず。
多くの人は「プライベートの時間が欲しい」「給与少し上げたい」が魂胆なはずです。
その為には環境を変えるのではなく、自分が変わらなければ実現は不可能です。
自分を変えられなければどうなるかというと、どんどん目標を下げて妥協を繰り返す人生を歩んでしまう事になります。
詳しくは「資本主義社会で必要な考え方」にて・・
それでは仕事ができない人がどんな特徴がありどんな改善をしていけばよいのか。解説していきます。
仕事ができない人の悩み
成果を出せていない
これは人並みの成果を出すがなかなか人よりも前に出るほどの成果を出せない人。このパターンの多くが、「与えられた仕事」で終わってしまっている事。
例えば、営業において考えてみると
営業マンとして成果を出す為に日々努力はするはず。
しかし、組織全体の課題や成果につながる事を他人任せにしているなど。
営業マンが成果を出すのは組織に貢献する為です。
であれば、役職についていようがついていなかろうが組織の課題は自分事化しなければいけないはず。
多くの人が役職がなければ自分の仕事だけをすれば良いと勘違いしています。
しかし組織に対してどんな課題意識をもって取り組めているか。
これで他の人よりも成果を出せるかが決まってきます。
また、組織の課題について考えるようになると自分個人の数字も必然とよくなるはず。
自分よがりにならない事が重要ですね。
・新人が入ってきて辞めないようにサポートする(新人定着が自分の仕事幅を広げたり、職位を上げるため)
・営業成績を継続的に向上させるためにマニュアルや営業フローについて定期的に見直すなど
評価がしっかりされていない
これは先ほどの「個人の成果」を本当に出せているか、や「組織への貢献・成果」を見直している必要があります。
個人の成果は出せても組織への貢献ができていない、考えていない人は多いはず。
「自分は評価されていない」という人の多くは自分の事ばかり考えています。
本当に組織に良い影響を及ぼせたのか。
もう一度思い返してみましょう。
力不足で足を引っ張っている
それでもどうしても自分の能力と職場に求められる能力がマッチしない事はあります。
背伸びしすぎている。ということですね。
「合っていない」という言葉は「頑張らなくてよい」という勘違いを生むのであまり言いたくはないですがそのパターンは実際存在します。
努力して努力して本当にどうしても無理だ・・という時は仕方ないと思いますが、大概の仕事は努力し続ければ成果は出せるはずなのでこの項目は最終手段と覚えておいてください。
仕事ができない人の特徴
ここで、仕事ができない人の特徴を一覧化します。
これは「【資本主義】働くうえで“知らないとヤバイ”基礎知識と心構えについて」や「優秀な社員の【本質的】特徴!これを理解できていないと何事も中途半端になってしまうかも!?」であったように
会社は利益追求集団である事
努力してるかは関係ない、成果がでているか
需要と供給-思いやりの心
これらが理解できていれば転職という選択肢や、組織の課題解決を他人任せにはしないはず。仕事の意識を高めるために今一度見直して、出来ていないものに関しては実践しましょう。
- ネガティブワードが口癖
- 外見も大事!清潔感がない
- デスク周りの整理整頓ができない
- ミスや失敗したときに言い訳ばかりする
- モチベーションが低い…すぐにサボってしまう
- いい人すぎ…気を遣いすぎて仕事ができない
- 何度も同じミスを繰り返す
- 時間にルーズ…締め切りや納期が守れない
- 気が利かない…いつも指示待ち
- 焦る、テンパってしまう…仕事の優先順位をつけられない
- 上司・部下・周囲とのコミュニケーションがとれない
- 実は…「仕事ができない」はあなたの思い込みってことも
- 人の話を聞かない
- ミスを指摘されると機嫌が悪くなる
- 約束を守らない
- 覚えが悪いのにメモを取らない
- 謙虚な気持ちで仕事する
- 考えを止めな
- 基本から考え直す
仕事ができなくて転職したい人の対処法
そんな言葉を昔はよく聞きましたね。
これは真実に近いと思います。
- 自分の成果を出す事
- 組織の課題を解決する事
この二つを本当に考えられていたら、組織を1年やそこらで辞める事などないはず。
辞めてしまう。転職を考える理由の多くが「自分がどうしたいか」という自分本位のものから来ます。
そして今の情報化社会では自己正当化を促進してくれる言葉が世にあふれています。
自分本位での行動は最終的にロクな事になりません。
転職をしたらダメ。というわけではありませんが本当にやり切ったのか!?ベクトルが外に向いていないか。改めて見直してみていただければと思います。
そしてそれでも転職をする!という方へ
最後にオススメの転職サイトを載せておきます。
それでも転職へ踏み出す方へ
しっかり自分の仕事と、自分と向き合ったという方は下記のサイトに登録してみて転職を検討してみてください。
是非、一人でも多くの人が転職という選択肢よりも「自分自身にベクトルを向けた正しいキャリア形成」ができる事をお祈りしますm(__)m
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