生きていると苦しい場面や挫折しそうなとき、憤りを感じることなんかも多々ありますよね。
- 「あいつに裏切られた」
- 「就活でうまくいかないのはあいつのせいだ」
私も過去はこのようにいつも、周りのせいにしていました。
しかし結論、周りのせいにしていてはなかなか人生は好転しません。
そんな、昔の僕と同じような悩みを持った方に対して、そのお悩みを解決できる方法を解説致します。
両学長(@freelife_blog)の動画でも紹介されている「原因自分論」は本当に素晴らしい考え方。(回し者ではないです。笑)そんな原因自分論について詳しく解説していきます!
目次
原因自分論|リベ大、両学長の動画はこちら
原因自分論とは
「原因自分論」とはその名の通り、「物事の結果の原因は自分にある」という考え方です。(対義の言葉は“原因他人論”=物事の結果の原因は他人(外部要因)にあると捉える事)
原因自分論は“自責に捉える”という表現にも類似しています。
【原因自分論】
今の環境や選択をしたのは“自分”
今の結果を創り出したのは“自分”
このように物事の原因は“自分自身”にあると捉えるのが「原因自分論」なのです。
このように感じる人が多いと思います。ここで注意点があります。
物事の原因は自分にあるんだと“認識・把握” することが原因自分論であって、自己否定・自分を責めることは原因自分論ではないということ
特に自信がない人は自分を責めてしまう人が多いですがそれは違います。
自分を責めすぎると「今の環境は自分が創った。だから我慢するしかない」とものごとを諦めてしまう人がいるからです。
正しくは「今の環境は自分が創った。だからこそこれからも自分で選択して人生を変えていくことができるんだ」と前向きな認識をすることが「原因自分論」なのです。
原因他人論はなぜ良くないのか。
原因自分論とは対義の「原因他人論」これは自分の首を絞めつける捉え方です。
【原因他人論】
今の自分がうまくいかないのは親のせいだ。
会社が悪いからいまの自分は幸福じゃないんだ。
あいつがこんな性格だから今の結果が生まれたんだ。
このように他人(周り)のせいにすることですね。身近な例で言うと、会社や上司、同僚に対する愚痴などです。
このように他人のせいにする事は確かにスッキリします。しかしそれは一時的なものでしかなく、実際愚痴を言っても現実は変わりませんし、物事が解決したわけではありません。
↓他人のせいにしてしまう理由は“自己防衛反応”と“自己正当化”が関わってきますのでこちらへ↓
気持ちが楽になったり、聞いてくれる人がいるほど、これで良いんだと感じてしまいます。
しかし物事を解決しなければ前に進めません。私はこれを学び、仕事の成果や人間関係を改善することができました。
「原因自分論」で変われた話
では実際に私自身が原「原因自分論」によってどのような変化があったのか。
結論から言うと
仕事での成果があがるようになった。⇒ 結果昇進昇格に繋がった!
人間関係が良好になった。⇒ 彼女とうまくいくようになった!
昔、僕は「原因他人論」でした。
【昔の僕(=原因他人論)】
①自分は頑張ってる、会社の仕組み・上司がダメだから、自分は給料が上がらないんだ。
②相手(彼女や同僚)とうまくいかないのは、相手がダメだからだ。(粗さがしをしてしまう)
このように考えていたため、仕事も恋愛もうまくいきませんでした。
今思えばめちゃくちゃです…これをどのように変えたかというと
【原因他人論を原因自分論に変換】
①自分の頑張りは上司に求められているものと違うから、給料もあがらないのかな。一度上司とコミュニケーションしよう。
②相手とうまくいかないのは自分がなにかしたからかな?少し聞いてみよう/人間はみんな完璧じゃないしな!と切り替え
いきなり変わることは難しいです。
あなたの「考え方の癖」は何十年生きてきて染みついているものですので、なかなか変化を起こすことは難しいです。
しかし、【習慣】となるよう努力し続けるとこの考え方は染みついてきます。
才能や遺伝ではなく努力です!
仕事もできるようになった
原因自分論をして、分かったことは【問題解決能力】が養われた事です。
原因他人論はいわば「問題の原因を考える事を放棄すること」です。
これに対し原因自分論は「原因を考え、次につなげること」ですので、これまで自分が見えていなかった課題を発見することができたり、「だから過去自分は同じ失敗を繰り返してたんだ~~」とスッキリすることもかなり多かったです。
この問題発見能力は、仕事でも恋愛でもうまくいくコツだと僕は思います。
原因自分論を他人には求められない
原因自分論を努力して意識できるようになると気付くことがあります!
そうです。
実は、世の中でいわゆる成功者が少ないのはこの原因自分論にできる人が少ないからなのです。
ここで注意点は、原因自分論を他人には押し付けない。ということ。
あなた自身が原因自分論を実践していると、周りの人の原因他人論が目につきます。
そうなると「もっと自分に原因があると思って考えてよ」と自分の考えを押し付けたくなります。
これすら原因自分論にしすぎると
「原因他人論にさせてしまっているのは、原因自分論として捉えるから・・・自分がいけないんだ・・・!!」
ややこしい文章になってしまいましたが、この場合は我慢せずに言葉はしっかり選んで相手に伝えていきましょう。自分が伝えるも良し、相手がそれを聞き入れるかは相手次第です。
大事なのは「人は変えられない」という事。
「人は鏡」とも言いますよね。周りが身勝手な人が多いときは自分が身勝手だから…なんてことも少なくありません。それを認識したうえで自分が原因自分論として、身勝手ではなく思いやりのある行動を継続していると相手にも変化があって人間関係が良くなる可能性があります。自分が変われば相手も変わるかもしれないという事です。
無理に相手を変えようとしすぎず、時分ができることをしていくことがおすすめです。
原因自分論|まとめ
原因自分論はいかがだったでしょうか?
少しでも意識することで心が軽くなり、人生が良い方向に行く考え方です。最後にまとめます。
●原因自分論とは、物事の原因は自分にあるんだと“認識・把握” することが原因自分論であって、自己否定・自分を責めることは原因自分論ではない。物事の問題を発見できるようになり、自分の人生を自分で舵が切れる考え方である。
●原因自分論とは才能などではなく、日々の思考の習慣であるため努力で獲得できる。
●無理に周りに求めるものではなく、あくまで自分が変化するというのがポイント
私自身、いろんな人と話してきた経験上、この原因自分論に気づき始めるのは【20代後半以降】くらいの年齢の人が多いです。
なぜなら、「20代前半でうまくいかず、原因を探っていたら原因自分論だった」という人が多いから。
要は20代の早い段階でこれに気づけるか気づけないかで大きく変わってくるという事。早いに越したことはないですよね。
是非この記事を参考に、日々の思考の習慣を鍛えていきましょう♪
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