本日は時間、お金、技術などは一切必要ない
非言語行動(ノンバーバル行動)の変化で
人生が変わる可能性がある。そんな内容です。
「TED」にて社会学者のエイミー・カディ氏が
「非言語行動が自分自身へ及ぼす影響」についてプレゼンテーションしていますのでそちらの内容をご紹介します!
非言語行動とは
非言語行動とは、文字のごとく言語(言葉)以外でのコミュニケーション行動の事です。
ジェスチャーも非言語行動の一つですし話すときの表情や目のやり場、なども非言語部分です。
他者とのコミュニケーションでは
言語のコミュニケーションをしているように思いますがこの【非言語行動のコミュニケーション】が実はかなり影響が大きく、相手への印象を左右する重要な部分なのです。
非言語行動の影響力の大きさ
「第一印象は見た目で決まる!?あなたが損しているかもしれない真相を大公開!」
こちらの記事でもあった通り
他の人は自分に対して見た目、非言語行動(ノンバーバル行動)などから多くの影響を受けています。
要は政治家は
「何を発言するか」ではなく「どのような表情で周囲に話すか」でどのような影響を及ぼすのかがわかるほど、とても非言語行動は重要なポイントなのです。
自分自身が周囲へ非言語行動を変える事で他の人への印象は変えられる。
これは間違いなさそうです。
非言語行動が自分へ影響を及ぼす!?
さて、本題に入ります。
「非言語行動が周囲へ影響を及ぼす」のはわかりました。
次に
「非言語行動は自分自身に影響を及ぼすのか」というところ。
非言語行動の世界では
「人は力を感じる場面で体を広げてを大きくジェスチャー」します。(100M走でかった時に両手をグーして大きく広げるなど※以下参照)
逆に力を感じない、無気力な時「人は丸まり縮こまる」など力のある時と真逆の行動をします。(※以下参照)
これは【心の状態(力がみなぎるとき)⇒行動(力のあるポーズ)】
このような順番です。
しかし、カディ氏は【行動⇒心の状態は変化するか】に着目しました。
「力のない時、体を大きく広げる事で人は力を感じるのか」
という実験です。
実験概要
- 被験者に、「力のあるポーズ」「力のないポーズ」いずれかを実行してもらう。
- 生理学的観察のためにも実験前後唾液接種
実験結果
- 「力のあるポーズ」をとった群の方が自信のある行動(賭けに出る行動)を起こした
- 「力のあるポーズ」をとった群は『テストステロン』という支配性のホルモンが増加し、ストレスのホルモンである『コルチゾール』が減少した。
解説
テストステロン増加、コルチゾールの減少は【決断を迫られるとき】などにこのホルモンも関係します。
リーダーの役割を果たす人や
力のある人(高い地位や立場、強い気概の人など)はこのテストステロンが高く、コルチゾールが低い傾向にあります。
また、日本の経済産業省が掲げている【社会人基礎力】の「前に踏み出す力」もこのテストステロンなどは関連してきます。
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非言語行動|まずはやってみる!
「リーダー的な人柄だからあの人はリーダーなのだ」
そのように思う必要はないのです。
仮に自分がリーダーに向いていない、でもリーダーになりたい。
そんなときは非言語行動(力のポーズ)をして一歩踏み出して臨むことでリーダーができるのです!
就職活動の面接などでも
非言語行動(力のポーズ)をして、心を変化させた状態で面接に臨む事で自分の発言や表情にも変化を出せるのです!
非言語行動|まとめ
力のあるポーズはこれらの生理的観点からも【心に変化】を及ぼす
心の変化は【行動の変化】をもたらす
行動の変化は【結果の変化】をもたらす
その結果人生が変わる可能性がある。という理論である。
自分がなかなか前に踏み出せない、改善したいと思うところがある。
そんなとき、2分間でも真逆の行動で「できるフリ」をするのです!
人前で発表が苦手な人は発表前にトイレの個室で力のあるポーズをする
普段から自信のない人は歩くとき、座る姿勢に注意する・・
堂々と歩く、少し大きな姿勢で座る・・
その行動が心に自信をもたらすのです!
最初は自分を偽っていると感じるかもしれません。
しかし、その「フリを続ける事」で
「フリが本物になる」
自信のある自分、人前で話せる自分
が本物で、それが自然になる。
以上、本日は
できないとおもっているときにチャレンジしてみると良い行動・思考法の紹介でした!!
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