多くの企業の就職活動で一次選考などに提出する履歴書。
現在、履歴書は様々な場所で購入できます。
しかし、就活用の履歴書はどこで買うべきなのか、コンビニで売れている履歴書は就活用に使用しても大丈夫なのか迷っている人もいるでしょう。
この記事では、就活用履歴書が購入できる場所や購入時のポイントについて詳しく解説します。
就活用履歴書のおすすめの購入場所も紹介するので、ぜひ最後まで読んでいってください!
この記事で分かる事
- 就活用履歴書が買える場所
- 就活用履歴書のおすすめの購入場所
- 就活用履歴書を購入時のポイント
目次
【就活用履歴書が買える場所】
履歴書には多くの種類があり、以下のような様々な場所で販売されています。
▼履歴書を販売している場所
- 大学の購買
- 文房具屋
- コンビニエンスストア
- 100円均一
- ネットショッピング
しかし、売られている場所によって、取り扱っている履歴書の種類や数など大きく異なります。
自分を最大限アピールできる就活用履歴書を見つけるためにも、お店で買える履歴書の種類や特徴などを把握しておくことが大切です。
またお店によっては、履歴書が売られていても、就活用では無い商品の可能性もあるので、注意してください。
【一番のおすすめは大学の購買】
どこで就活用履歴書を買おうか迷っている人や特に履歴書に強いこだわりが無い人には大学の購買での購入が一番おすすめです。
大学の購買で売られている履歴書の多くは、大学名やロゴが記載されています。
そのため、採用担当者が履歴書を見るときに、通っている大学が分かりやすく、把握されやすいといった点が魅力的です。
履歴書と一緒に大学のロゴ入り封筒を売っている場合もあるので、さらなるアピールのためにもぜひ活用してください。
また、どの企業でも使える履歴書が売っているため、履歴書選びに失敗するリスクはありません。
さらに、大学で売られている履歴書は、経歴記入欄や志望動機記入欄の他に、自由記入欄が他の履歴書よりも多く設定されています。
自由記入欄では、ゼミの研究内容や大学時代に頑張ったこと、大学で学んだことなど、学生が就活でアピールしやすいように作られているため、項目通り記入していくだけで、十分なアピールになるでしょう。
ほとんどの場合、大学の購買で購入できますが、大学によっては学生の就活支援を行っているキャリアセンターで販売している場合もあります。
キャリアセンターでは、就活生の相談にも対応してくれるので、履歴書を購入する際に就活のアドバイスを受けることも良いかもしれません。
その他にも、無料で大学指定の履歴書が貰える大学もあります。
一部の大学では、大学のホームぺージで無料ダウンロードできる場合があり、検索すると様々な種類の履歴書を取り扱っている大学もあるので、購入前にぜひチェックしてみましょう。
【豊富な種類から選びたいなら文房具屋】
文房具や書類を多く取り扱っている書店・文房具店は、履歴書が確実に手に入るため安心です。
書店・文房具店はお店の大小に関わらず、基本的に履歴書が販売されていることに加え、種類も豊富に取り扱っています。
しかし、販売されている履歴書には、転職用やアルバイト用の商品が含まれているため、注意が必要です。
転職用の履歴書は、転職したい人向けの履歴書であり、多くの場合、職務経歴書が同封されています。
その他にも、職歴欄が充実している点や退職理由欄が設けられている点など、転職希望者にとって使いやすい規格と言えるでしょう。
パート・アルバイト用の履歴書は、主婦や学生がパート・アルバイトの応募に利用する時向けであり、他の履歴書よりも記入欄が簡易化されています。
さらに、シフト希望や希望勤務時間を記入する欄といったアルバイトでしか利用しない項目が作られていることが特徴です。
転職用やアルバイト用の履歴書は就活向きではないため、文房具屋や書店で履歴書を選ぶ際は、しっかりと就活用か確認してから購入してください。
また、就活用履歴書も種類や規格によって、記入欄や項目が異なっているため、どの点を一番アピールしたいかなど、自分の考えに合った履歴書を選びましょう。
【緊急時はコンビニ】
24時間営業しているコンビニは、いつでも履歴書が手に入るため、夜遅くに突然履歴書が費用になった時に便利です。
基本的に、コンビニで売られている履歴書は、書店・文房具店で売られている商品と同様のものが置かれています。
そのため、特に企業側からの履歴書の指定が無ければ、就活用として利用しても、問題はありません。
しかし、コンビニによっては、取り扱っている履歴書の種類が少ない場合があります。
そのため、自分の求めているサイズや項目欄のある履歴書が見つからず、就活に悪影響が出てしまう危険性があるでしょう。
そういったリスクを避けるために、余程の緊急時にのみ、コンビニで履歴書を買うことをおすすめします。
就活まで時間に余裕がある場合は、あらかじめ履歴書に記入する内容を考えた上で、自分を上手くアピールできる履歴書を、大学や文房具屋で準備しておきましょう。
また、企業側から履歴書の形式指定があった場合も、指定にしたがって購入してください。
【コストや手間を省きたいなら100円SHOP・ネット】
就活中は人によって、たくさんの履歴書を使用する人もいるかもしれません。
履歴書の費用を抑えるためには、できるだけ安い商品を買うことが重要です。
100円SHOPでは、安く買える上に、就活で使える履歴書を取り扱っています。
しかし、コンビニと同様で、取り扱っている履歴書の種類が少ないので、自分の求めている形式の商品が見つからない可能性があり、注意が必要です。
また、履歴書を買いに行く手間や時間を省きたい人は、インターネットでの購入がおすすめです。
Amazonや楽天のようなネット通販サイトでは、多くの種類を取り扱っているため、自分に合った履歴書を確実に購入できます。
さらに、購入前に実際に商品を使った人の評価や口コミが見れるので、店舗で購入する時よりも、比較的履歴書選びに失敗するリスクが低いでしょう。
ただ、実際に商品を手に取って確認出来ない点や手元に履歴書が届くまで日時が掛かる点には気を付ける必要があります。
購入する際は、イメージ写真だけでなく、サイズや規格などの商品の詳細をしっかり確認してから、購入するように心掛けてください。
【就活用履歴書を購入時のポイント】
ここまで、就活用履歴書が買える場所とおすすめの購入場所について解説しましたが、履歴書を購入する際には、就活で失敗しないための4つの大切なポイントがあります。
購入時に重要なポイントを知らないと、就活に悪影響を及ぼすため、採用の確率を上げるためにも、4つのポイントを理解して、正しく履歴書を購入しましょう。
それぞれのポイントを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください!
【企業が履歴書を指定する場合がある】
企業によっては、履歴書の形式や種類を指定している場合があるので、応募したい企業が指定していないか事前に確認しておきましょう。
多くの企業で見られる、募集要項の欄に「JIS規格の履歴書を使用してください」と求められた場合は、必ずJIS規格の履歴書を使用してください。
企業が指定する形式の履歴書を使用しなかった場合、記入されている内容がどれだけ良くても不採用にされるため、危険です。
一般的には、企業の専用ページからダウンロードできるシステムになっており、市販の履歴書とは記入項目や自由記入欄のような内容が全く異なるものを採用しています。
【JIS規格のA4サイズが一般的】
就活用履歴書はJIS規格のA4サイズを利用するのが一般的です。
履歴書のサイズは、主にA3サイズを2つ折りにした「A4サイズ」とB4サイズを二つ折りにした「B5サイズ」の2種類に分けられます。
応募先企業がどちらかのサイズを指定していなければ、どちらのサイズの履歴書でも問題はありません。
しかし、クリアファイルなどに収まりやすい点や記入項目などの履歴書の内容が充実しやすく、採用担当者が読みやすい点から、A4サイズの履歴書がおすすめです。
また、多くの企業では、JIS規格の履歴書が求められます。
JIS規格とは、日本で定められた国家規格のことで、全国で統一された履歴書のフォーマットです。
JIS規格の履歴書は、志望動機や自己PRを記入する欄が右側中央に構成されているのが特徴で、学歴や職歴の記入欄が幅広く作られています。
そのため、就活用としてだけで無く、転職用としても利用されることもありますが、留学経験を学歴欄に記入したい就活生には、特におすすめの履歴書です。
どの様式の履歴書を就活用で利用するか迷っている人は、ぜひJIS規格のA4サイズの履歴書にしてください。
【自分に合った形式の履歴書を選ぶ】
履歴書を選ぶ際は、企業に自分のことを最大限にアピールできるように、履歴書の項目内容や記入欄の大きさに注目して選びましょう。
例えば、留学経験や長期インターンの経験が無い人は、自己PRや自己紹介欄の項目が多い形式の履歴書がおすすめです。
学歴の欄でアピールできなくても、志望動機や特技、大学時代に力を入れたことなどで、十分にアピールできます。
学生時代にTOEICや簿記など取得した資格や免許をアピールしたい人は、免許・資格記入欄が広く取られているJIS規格の履歴書がおすすめです。
また、履歴書を書いた経験が無く、どのように書けばいいか詳しく分からないという人は、履歴書の見本・書き方が付属している商品がおすすめです。
履歴書の見本には、卒業・入社年度の早見表が入っているタイプの商品もあるので、安心して記入出来ます。
今回挙げた例だけでも、様々な種類の履歴書があることが分かるでしょう。
自分に合った形式の履歴書を見つけるためには、色々な種類の商品を試す必要があります。
そのため、最初に選んだ履歴書だけでなく、様々な種類を比較して、自分に適したものを選ぶことがおすすめです。
【封筒やペンも一緒に買うべき】
就職用履歴書を買う時に、一緒に封筒やペンも買うと、別のタイミングでアイテムを買う手間が必要ないので楽です。
完成した履歴書を企業に郵送する場合は、封筒を購入する必要があります。
郵送時に必要な封筒のサイズは、角形2号がおすすめです。
角型A4号でも履歴書は十分入りますが、他に書類を追加で入れたい場合は入りきらない可能性があるため、一回り大きく余裕のある角型2号の方が心配ありません。
また、郵便番号は無くても問題ありませんが、茶色のものでは無く、白色の封筒を使いましょう。
履歴書を手書きで埋める場合は、黒のボールペンが最適です。
黒のボールペンの中には、消せるタイプのボールペンもありますが、熱によって消えてしまうため、履歴書を高温の場所に置いたり、コピーする際に読みづらくなってしまう可能性があります。
そのため、しっかりインクで書けて、文字が消えないようなボールペンを選びましょう。
また、昔までは万年筆で記入する風習がありましたが、現在はそのようなケースは減ってきています。
万年筆で記入することは問題ありませんが、文字が消えないように、耐水性のある万年筆インクの商品を選びましょう。
その他にも、履歴書の記入内容を強調させたいために、蛍光ペンや赤ボールペンを使う学生もいますが、黒ボールペン以外の使用は、基本的にマナー違反であるため、絶対にやめましょう。
【迷ったら大学の購買で買うべき!】
就活用履歴書の購入場所について、いかがだったでしょうか。
就活用の履歴書は、様々なお店で購入できますが、特にこだわりが無く、どこで買うべきか迷っている人は、大学の購買で買うことがおすすめです。
また、本記事では、履歴書を購入する際に大切なポイントも解説しました。
企業によっては、履歴書の形式・規格を指定してくる場合があります。
応募先企業に指定された場合は、募集要項にしたがって、適切な履歴書を選びましょう。
反対に、企業から指定されなかった場合は、自分に合った形式の履歴書を選ぶことがとても重要になります。
どの種類にしようか迷っている人には、様々な種類の履歴書の中でも、一般的であるJIS規格のA4サイズの商品がおすすめです。
この記事で紹介したことを参考に、自分に合った履歴書を購入して、有利に就活を進めましょう!
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