「休学は就職に不利」は大嘘!むしろ有利!?そうなるための注意点や詳細を徹底解説。

 

大学生活の中でどうしても休学制度を用いなければならない場面にある人もいると思います。

 

  • 半年遅れているから、就活が出遅れているのではないか。
  • 就職活動で休学の話をしたら失敗するのではないか。

 

様々な悩みがあるはずです。

今回はそんな「休学」による就活への影響についてまとめました!休学した(する予定)の人は是非参考にしてみてください!

もしくは休学を考えていなかった人も休学してみようかな…と思うかも知れません!

就活において「休学」は不利ではない

まず、「休学が逃げ」と思っていて就活に不利になる。失敗するかも・・・そう思っている方はご安心ください!

結論、就活において「休学」は不利にはなりません

しかし、伝え方を間違えると休学は不利になることもあると覚えておかなければいけません。今回はその伝え方のコツや伝えるべき理由の例などをまとめていますのでこのまま読み進めてみてください。

休学した事はを履歴書に書かなくて良い?

一つ注意点としては、「休学した事を履歴書に書かない」のはNGです。

卒業のタイミングが半年1年遅れていれば、履歴書を見ればわかりはしますが、休学したことは記載しましょう!

休学の旨に記載がないと理由が書けないのかと誤解を与えることもあります。留年や浪人とも混合しますので、必ず書くようにしましょう。

就活において「休学」が不利にならないポイント

就活において休学は不利ではないとはいえ、伝える際のポイントを押さえていなければ、不利な休学経験となってしまいます。

実際に就活の面接やエントリーシートでは休学を不利にしない為のポイントを解説します。まず大前提、休学は「他の学生がしていない武器である」という前提で読み進めましょう!

休学が不利にならないポイント
①理由や意図・目的を明確に伝える
②休学中の経験で希少性を伝える
③休学により得た経験やスキル、考え方を伝える

休学が不利にならないポイント①理由や意図・目的を明確に伝える

休学が不利にならない為に重要なポイント一つ目は、「理由」「意図目的」がしっかりと伝えられるか。です。

「目的がなく休学した」「なんとなく休学した」であれば間違いなく面接官にはネガティブな印象を与えてしまいます。休学理由についてしっかり考え、納得してもらえるように回答する必要があるでしょう。

▼例
「少しでも社会人経験をしたく長期インターンシップへ参加してから就活に臨みたいため休学した。」

このように社会人生活を見据えて、就活をより充実したものにするという計画性や目的意識を感じることが出来ます。

休学をした方は「休学した理由、目的」を改めて思い出すとともに「その目的がなぜ生まれたのか」まで洗い出せると自分の人間性のアピールにも伝わります。自己分析にもなりますのでしっかりと言語化しておきましょう!

休学が不利にならないポイント②休学中の経験で希少性を伝える

休学が不利にならない為に重要なポイント二つ目は、「希少性が伝えられるか」です。

「休学」と一言で言っても意味ややることは人それぞれです。

▼例
「留学によって英語力だけでなく、●●の経験を積むことができた」「インターンシップでは実務に近い経験で営業の○○に注力してスキルアップできた」

など休学期間があったからこそ得られた経験やスキル、考え方があると思いますので、その具体的なエピソードを整理して言語化するという事。

奇をてらった内容でなくても構いません。「大学生活を普通に送っていては得られなかった経験」をしっかり伝えると休学は就活で不利になるどころかむしろアドバンテージです。

休学が不利にならないポイント③休学により得た経験やスキル、考え方を伝える

休学が不利にならない為に重要なポイント最後は、「休学で何を得たか」です。これは一番重要です。

休学して行動することで、自分自身スキル・考え方・などどのような変化があったのかを伝えることができると「休学をした意味」があり、評価してもらうことが出来ます

「留学したこと」「インターンしたこと」この行動自体には意味はありません。

大事なのはそこで何を得たのか

「休学したから…」という後ろめたさは必要ありません。しっかりと伝えることができれば意外と面接官も気にしません。

補足

嘘をつくときに、そわそわしながら嘘をつく人いませんでしたか?これも同じ。堂々としっかり伝えれば、納得してもらえます。自信なさそうに伝えると、面接官にも疑われます。

就活において「休学」が不利になる理由や伝え方

留学やインターン・・・ポジティブな内容ではなく、やむを得ない休学、ネガティブな休学をしてしまった人もいると思います。

そんな人は、言葉を言い換え印象を下げることなく就活を進める必要があります。

ここでは正直に話しすぎて「休学」が不利になる休学理由の紹介とその言い換え方について解説します。印象を下げないようにすることは就活を成功に導くには非常に重要です。しっかり確認していきましょう。

休学が不利になる理由①不登校

不登校で休学した方の理由は様々だと思います。しかしそのまま書いてしまうと企業の人事担当者からすると「仕事も休むのでは?」と思われてしまいます。

▼不登校の際の言い換え:

不登校を乗りこえて復学しているのですから、「進路を考えるために休学した」と理由付けして、自分が前向きに取り組めるのであれば、休学理由を「進路再考」と書きます。

休学が不利になる理由②成績不振

成績不振も理由は人によって異なるかと思いますが「時間管理」や「タスク管理」ができないのではないか?と企業の人は印象付きます。

書類選考で落ちてしまう場合もあるかと思いますが、留年よりも比較すると好意的に感じる人もいるはずです。

▼成績不振の言い換え:

学ぶための時間確保が困難となった方は正直にそのまま書きましょう。そのほか休業中に取り組んだ事を理由として記載すると良いでしょう。(留学やインターン経験、学費確保など)

休学が不利になる理由③学校生活の不調

学校生活での不調(体調面や人間関係)は就職後にも影響します。企業としては早期退職されると困りますので、あまり好まれないでしょう。

▼学校生活の不調の言い換え:

「進路再考」として、自身の学校生活や自分自身の見つめなおし、就活準備などを理由にして、取り組むと休学理由の影響を少なくできます。

休学が不利になる理由④特に理由なし

休学理由が「なし」は何も伝わりませんし、面接官からすると「そんなはずがない」と思うはずです。企業担当者は「入社後活躍できるか」をポイントに学生と話しますので、このような場合は不採用となってしまいます。

この場合は言い換えなどではなく、しっかりと目的や理由などを思い出して伝えるように。もし本当に休学の理由がない場合は、今から何かに取り組んで成果や得た経験を創ることをオススメします。

留学やインターンなどの大きな取り組みでなくてもかまいません。「就活のための自己分析」などでの少なからず、目的や理由にはなりえます。

就活において「休学」するメリット

ここまで、休学の効果的な伝え方などについて解説してきました

実際、休学は学生生活をより充実させるためにも効果的ではあります。ここではそんな休学のメリットについて解説します。

休学のメリット①就活の情報収集を多くできる

就活においての休学のメリット1つ目は「就活の情報を多く得られる事」です。

就活において情報の多さ、行動の量は非常に重要です。

スタートに出遅れて中途半端な行動で、希望の企業から内定をもらうことができなかった場合には休学することも一つの選択肢です。

休学することで情報収集ができたり、自己分析が深まったり、企業の人と多く会えたり、インターンに参加出来たりとかなりメリットは多いです。その結果、企業の選択肢が広がるというのがメリットになります。

休学のメリット②やりたい事に取り組める

就活においての休学のメリット2つ目は「やりたい事に取り組める」事です。

「学生時代は時間があって、社会人ではお金がある」聞いたことがある人も多いはずです。実際に学生時代だからこそ取り組めること、チャレンジできることがあります。

30.40歳になって後悔しないように、学生時代のうちに取り組むことが出来ると、何か諦めが就く場面などもあり就活への集中が出来たりやりたいことにチャレンジした経験が就活でも活かすことが出来るはずです。

「やりたい」と考えたことをできない理由ではなく、どうしたらできるようになるのか。考えて学生生活を過ごしましょう。

休学のメリット③人脈や経験を増やすことが出来る

就活においての休学のメリット3つ目は「人脈や経験の拡大」です。

休学期間は時間を創り出すことができたりして、多くの新しい出会いを創ることもできます。学生であれ、社会人であれ多くの人と触れあうことで多くの価値観を得ることが出来ます。

また、その人脈があることで様々な情報も得ることが出来るので①の情報収集にも繋がります。間違いなく自分自身の考えの変化や就活へのメリットとなるでしょう。

就活において「休学」するデメリット

次にデメリットについて解説していきます。

休学のデメリット①人間関係が希薄化する

就活においての休学のデメリット1つ目は「人間関係」です。

休学することにより友人や先輩後輩との時間も減ることがあるでしょう。今ある人間関係がすぐに壊れるわけではありませんがメリットにあった様々な人と会うようになり、もともとの友人と会う時間がそもそも無くなる。会う頻度が少なくなる。なんてことになると、従来の人間関係は希薄化します。

しかし一方で新しいコミュニティを広げていることにもなりますのである意味デメリットでもないかもしれません。

休学のデメリット②目的がないと時間の無駄

就活においての休学のデメリット2つ目は「目的意識」です。

これまで再三伝えている「目的意識」これがないまま休学をしてしまうと多くの人は退学という選択肢になります。

目的は振ってくるものではなく、自分で創り出すものですので、何もしないことが習慣化されてしまうと非常にもったいないです。なんとなくの時間ではなく、「この期間にできることは」「就活のためには何をしたら良いのか」是非考えてみると良いでしょう!

就活のデメリット③休学後、孤独感を感じる

就活においての休学のデメリット3つ目は「孤独感」です。

これは休学が終わり復学後の話になります。休学すると通う学年がずれる形になりますので、授業なども従来の友人とは受ける事が出来なくなる可能性があります。その場合学校生活を共にする人が変わるもしくはいなくなる可能性がありますので、覚えておきましょう。

就活において「休学」は悲観しなくて良い!ポイントを抑える事!

就活における休学の扱いについてはいかがだったでしょうか?

 

結論、多くの人は少し臆病になりすぎているかもしれません。就活は「良い子を演じる場所」ではありません。しっかり目的をもって行動できる人間性を重要視した採用活動です。

 

そのことを理解して、休学することもポジティブに捉えて、目的をもって取り組めば全く問題ありません!

 

しかし注意点があることは間違いありませんので、本日の内容を改めて見直しながら、計画的に就活(休学)を進めていきましょう!!

 

 

 

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